ねとらぼの佐倉色先生に対する記事には悪意しか感じない
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■佐倉色先生の漫画作品一覧
とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話
桜色フレンズ(1) (角川コミックス・エース)
桜色フレンズ (2) (カドカワコミックス・エース)
■騒動の記事
漫画家の佐倉色氏がKADOKAWAの編集と揉めた件について暴露をする漫画を公開して話題になりました。
その漫画内でねとらぼについて書いた記述について、反論記事が書かれています。
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反論記事には
編集部としては「例外的に復帰する可能性は否定していないが、商業漫画からは基本的に撤退」「漫画自体からの引退ではなく、今後は同人など商業漫画以外の場へとシフトする」と受け取り、そのように記事化しました
と書かれていますが、佐倉色先生の記事を読むと以下のように書かれている
(2017/06/13引用文追加1)
●ツイートした通り、商業から撤退
商業、少なくとも今の出版社とは一緒に仕事をしないと始めから決めていました。
(2017/06/13引用文追加2)
前回のツイートと変わらず、
「商業から撤退」という意志が変わっていないのは、
謝罪や誠意が足りない等の理由では、決してありません。
今は確実に、はっきりと、
『出版社と仕事をするのは当分こりごりだ』と思っています。
こりごりと言いながら、相も変わらず
今の自分が出来る限り最高の漫画を描きたい!
そして描いたその先の未来で、もっともっと凄い漫画を描きたい!
とも考え続けているからです。
桜色フレンズの最終巻を出し終わって暫くは、
漫画のお仕事はお休みしようと思います。
(個人で漫画を描くのは休みません!)
もし今後、
再び商業でお話を頂く事があれば、
そうならなくても個人で作品を発表した際も、応援してくださいとは言いません。
ただ純粋に面白いと思って楽しんで頂ければ、十分です。
これを読んだら普通の人間は「一時的に撤退するだけで、復帰したいと考えているんだな」とわかると思います。
しかし、ねとらぼ編集部はこれを読んで
「桜色フレンズ」の佐倉色先生が商業マンガ家引退を表明 月刊少年エース担当者とのいざこざが原因
というタイトルで記事を書きました。
正直、炎上ネタでPVを稼ぐ為にわざと誤読したふりをしただけとしか思えません。
因みにこの記事が投稿された2016年3月4日は丁度、
こちらの記事がバズっていて、KADOKAWAネタでPVを稼ぎやすい時期でした。
【2017/06/13 追記】
「佐倉色先生が『商業撤退』という表現をした部分を引用していないからこの記事は印象操作だ」というコメントを頂きました。
撤退という表現をした事はねとらぼ記事の中で書いてあるので、ねとらぼ記事に対する反論である当ブログではその部分をもう一度引用する必要は無いと思い、ねとらぼ記事では無視されていた部分を引用しましたが、当ブログだけを読む人がいるかもしれないので引用部分を2件追加しました。
しかし、佐倉色先生の記事は全体的な構成として、
商業撤退する→当分商業はこりごりだ→こりごりと言いながら相変わらず描きたいと考え続けている→暫くはお休みしますが、→もし再び商業でお話頂くことがあれば楽しんでもらいたい
となっており、記事の最後が「商業でお話を頂いたら漫画を描きたい」という趣旨の文章で締めくくっている以上、やはり全文を読んだ上で「商業マンガ家を引退する」と解釈したというねとらぼの主張には無理があるんじゃないかと思います。
因みに、作者は漫画内でこの記事の意図についてこのように書いている。
Amazon.co.jp: とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 佐倉色 103,108ページより引用
Amazon.co.jp: とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 佐倉色
とある新人漫画家に、本当に起こった怖い話 [ 佐倉色 ]
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